風俗店で働こうと思った時に「変なトラブルに巻き込まれたりしないか?」という不安があると思います。
実際、面談の際に質問される事が多かった内容の一つであり、優良な風俗店でもトラブルが全くないという事はないでしょう。
しかし、トラブルの内容も事前にわかれば対処しやすいものです。
心の準備ができているだけでも全然違います。
ここでは「風俗嬢が“お店”とトラブルになった事例」を挙げていきます。
もくじ
お店を辞めようとする時のトラブル
「辞めるなら2ヶ月以上前に申し出る事」「急に辞めるなら罰金○○万円!」と脅された…という話を聞くことがあります。
実際にはこのようなケースはほとんどありません。
脅かしたり無理やり働かせると法律違反になり、風俗店も取り締まり対象になり営業が出来なくなる可能性もあります。
そんなリスクを犯してまで女の子を引き止めたりはしません。
では、なぜこのような話になるのか?3つの事例を元に解説していきます。
前借りが残っている、罰金の残りがあるから辞められない
入店時の契約に諸費用を前借りしたり、風紀違反を犯してしまった時の罰金が残っている場合、清算が済むまでは退店は認められません。
日当から天引きをして相殺していたものですから、残高が無くなるまで働くか一括清算をするのは当然です。
しかし、女の子側にその認識がないと「罰金を理由に働かされている!」と勘違いされてしまうケースが多々見受けられました。
もちろん、前借りも罰金もない女の子は即日でも退店は可能です
退店の意思が明確に伝わっていない、無断欠勤扱いになっている
女の子とお店のトラブルに一番多かった例かもしれません。
女の子側は辞めたつもりでもお店側にちゃんと伝わっていなかったため、在籍に名前が残っていたり、シフト確認の連絡が続くことになります。風俗嬢は日常的に「辞めたい〜!」と言っている事が多く、口頭で伝えてもお店側がちゃんと聞いていないケースがあります。
辞める時は文章を添えた上で、場を改めて退店の意思を伝えた方がトラブル防止になります。
単純に引き止められる
風俗店は風俗嬢がいないと営業は出来ません。
人手不足だったり人気のある風俗嬢だった場合、一応は引き止めをします。
風俗業界ではこの引き止めを過剰に反応してしまい「辞めさせてくれない!」と訴え出すタイプの子がいました。
先述通り、風俗店も法を犯してまで無理に働かせたりはしません。
引き止めは一応の通過儀礼だと思って軽く受け流し「それでも辞めます」と強い意思を伝えればお店側も受け入れるしかありませんので大丈夫です。
契約内容や報酬に関するトラブル
退店トラブルより日常かつ深刻な問題が「契約に関するトラブル」です。
風俗店が小規模事業である事が多く、男性スタッフに十分な社員教育が出来ていなかったり、風俗嬢自身も契約に疎い人が多い事が原因で起こります。
これは、ある程度の法知識とチェックするポイントがわかればトラブルを回避する事ができます。
日当の計算がいい加減
なんのために風俗店で働いているか?一番の理由は「お金」でしょう。
そのお金の計算がいい加減な店舗は残念ながら結構多いのが実情です。
チェックポイントは「日当の支払明細」これがちゃんと作られていて、1日に働いた内容(コースの本数やオプション、天引きされている内容)と間違いがないか見比べる必要があります。
特に明細表の作成も無く、手書きの領収書にサインをさせるだけという報酬の支払いスタイルのお店は要注意。
誤魔化されている…だけならまだしも、お金の管理自体が雑な可能性があります。
契約書類が適当
契約書類をよく読まずにサインをする方にも問題はありますが、違法な契約を違法と認識せずに風俗嬢に不利な契約を強要するお店もあります。
分かりやすい例として「退店は2ヶ月以上前に申し出ないと罰金」や「遅刻したら罰金」などがあります。
求人広告には自由出勤と書いてあったにも関わらず、実際には厳しめのシフトが組まれてしまったりする事もあり、報酬のバック率が気がついたら勝手に下げられていたという例もあります。
店内の人間関係に関するトラブル
風俗業界は基本的に女の世界。ドロドロした面がある事は否定できません。
特にお客様の取り合いが原因で風俗嬢同士が対立してしまうケースがあります。
仕事を取られてしまうと収入に直結するだけでなく、性をサービスとしている風俗業では「女のプライド」を逆撫でされてしまう面もあるためと言えるでしょう。
また、男性従業員との風紀違反もよくある話。ただでさえ狭い空間に色恋沙汰が入ってくると収拾がつかなくなります。
中には腹いせにSNSや2ちゃんねるに相手の悪口や根も葉もないデマを書き込む子もいます。
これはお店側(特に男性従業員)の管理体制に問題がある事が多いです。
お店とのトラブルを避けるためには?
どんな仕事でもトラブルは避けられませんが、社会人として毅然とした態度をとることでその多くは回避することができます。
風俗業は特殊な業務であり、誰にでも簡単にできる仕事ではありません。
長く続けてしっかり稼ぐためには相応に自分自身を成長させる必要もあります。
では、トラブルを避けるためにはどうすればよいでしょうか?
正しい知識を身につける
風俗業もビジネスです。黙っていてもお客様が勝手にやってきて高給が貰える仕事ではありません。
お店側も集客の他、風俗嬢のシフト調整や報酬の管理に相応のコストがかかっています。
そのため風俗嬢とお店の間には「契約」という約束事があり、基本的にこれは守らなければいけません。
しかし、中には風俗嬢に不利な契約を押し付ける店舗があるのも事実です。
何も知らなければ納得が出来ないまま受け入れるしかありませんが、正しい知識があれば不利な契約には「NO!」とハッキリ言えます。それでも押し通されるようなら、そんな店で働く必要はありません。
ビジネスマナーを身につける
社会人として最低限のマナーは風俗嬢にも欠かせません。
リクルートスーツに身を包む必要はありませんが、相手を不快にさせない言動や身だしなみができていない人は接客業に従事する資格は無いと思っておいた方がいいでしょう。
これはお客様に対してだけでなく、お店のスタッフや他の風俗嬢にも言える事。
同じ店舗で働く以上、協力できる事は協力する姿勢は大事な事です。どうしても無理なら曖昧にしたり安請け合いしないのも同様です。
スタッフ同士の信頼関係が強いとお店の雰囲気は良くなり、お店の雰囲気が良い店には自然と優良なお客様が集まります=稼げます。
信頼関係を築くには小さな約束の積み重ねや、適切なコミュニケーションが不可欠。そのためのマナーはどんな業界にも共通しています。
一人で悩まないで相談する
トラブルに発展してしまう子に共通している特徴は「なんでも自分で解決しようとする」点です。
一人で悩みを抱え込んでいるうちに些細だったはずのトラブルなのに収拾がつかなくなり、退店に追い込まれたり、最悪、訴訟問題に発展した例もあります。
そうなる前に男性従業員に相談をし、それでも解決しない場合はオーナーに話をしましょう。
風俗嬢の悩み相談やトラブル解決は男性従業員にとって仕事の内です。
実際、男性従業員側も風俗嬢側から色々な話が聞ければ、環境を改善するヒントにもなり集客にも役立ちます。
報酬から管理費を天引きされているわけですから、利用しても悪いことはありません。
最終手段としての方法
スタッフに相談したりしても問題が解決しない場合の対処法としては以下の方法があります。
など様々な方法がある事を覚えておいてください。
専門家に相談するだけで泥沼だったトラブルがあっさり解決するケースもたくさんありました。
同時にそのような店で引き続き働くのは時間と体力の無駄になります。
風俗嬢にとって、時間の無駄は最大の敵だと覚えておいてください。